パンティングは犬では興奮状態や運動時に見られますが、猫ではめったに見られません。そのため、この現象が出ている時には危険な状態であるサインになります。
質問 1
猫では異常な体温の上昇の際に呼吸数が多くなるが、この呼吸は何と呼ばれているでしょう?
パンティングは犬では興奮状態や運動時に見られますが、猫ではめったに見られません。そのため、この現象が出ている時には危険な状態であるサインになります。
質問 2
猫が飼い主や周囲に関心をなくしてジッとしている時には身体のどこかに異常がある証拠となります。この状態は「沈うつ」と呼ばれていますが、多飲多尿の状態が見られた時に疑われる身体的異常の中で当てはまらないものはどれでしょう?
多淫多尿の際には肝臓病と糖尿病以外に子宮感染症や腎臓病も疑われます。ちなみに低血糖が疑われる場合には食事を摂ると沈うつが解消されるという状態が見られます。
質問 3
目ヤニが多くみられる場合に考えられる疾患として当てはまらないものはどれでしょう?
角膜炎の場合には目の表面が青白くなるといった症状がみられるケースが多いです。
質問 4
アトピー性の疾患は生まれつきの体質のため1歳未満から症状が出ますが、アレルギー疾患は抗原物質への反復する暴露によって発症します。そのため何歳くらいから多く見られるでしょう?
アレルギー症状の初期はわずかな紅斑や痒みで、皮膚にはあまり変化は見られないが、そのままにすると二次的な細菌感染などを起すリスクがあるため、場合によっては継続的な治療が必要なことがあります。
質問 5
猫の慢性口内炎の症状として当てはまらないものはどれでしょう?
正しくは口が塞がらなくなり、他にもドライフードを噛んだ時に痛がったり、奥歯の後ろの粘膜が腫れあがるといった症状が見られます。
質問 6
猫に風邪症状を起こさせる原因物質は3つあります。ヘルペスウイルス、クラミジア、もう一つは何でしょう?
これら3つが原因の猫風邪症状は特に免疫力が低い幼少期に見られるが、ワクチンを接種することで予防することが可能となっています。
質問 7
ウイルス性胃腸炎は何が原因で引き起こされるでしょう?
毒性の強いパルボウイルスによって引き起こされる「ウイルス性胃腸炎」は感染動物の排泄物や吐物を介して感染し、嘔吐や下痢が激しく、シニア期や幼少期など体力の乏しい時期には最悪命を落とすことに繋がります。
質問 8
ウイルス性腸炎の場合は輸液を中心とした管理が推奨されていますが、この治療方針は何療法と言われるでしょう?
他にも抗生剤を使った抗生剤療法,初期の場合はインターフェロン療法が推奨されています。
質問 9
寄生虫に感染した便を検査しても体内での寄生数の多さによっては検出される割合が半分ということがあります。特にどの部分の虫卵の検出数が少ないとされているでしょう?
実際に検便をしても虫卵が見つからず、試しに駆虫処置を行ってみると寄生虫が多く排出されたということもあります。
質問 10
猫の最適な尿のphは「6~〇」が理想とされているが、〇に入る数値は何でしょう?
phが4.0に近い場合は酸性に傾きすぎることから「シュウ酸カルシウム結石」が、9.0に近い場合はアルカリ性に傾きすぎるため「ストラバイト結石」になりやすいことから尿石症のリスクが高くなってしまいます。
質問 11
猫に多く見られる「甲状腺機能亢進症」の症状として当てはまるものはどれでしょう?
「甲状腺機能亢進症」はシニア期に多く、多飲多食なのに瘦せていき、活発で攻撃的な仕草が見られるという特徴があります。
質問 12
猫の混合ワクチンにはいくつかの種類があります。3種混合ワクチンによって予防できる病気はどれでしょう?
3種混合ワクチンで予防できるものは、猫パルボウイルス感染症・猫伝染性腸炎・ヘルペスウイルス感染症・猫カリシウイルス感染症になります。