【犬検定 全13問】 豆知識編 中級

進化の歴史は古く、はっきりしたことはわかっていませんが、同じイヌ科のジャッカルやコヨーテとの、交雑による可能性があるとされています。

ちなみに、このハイイロオオカミは北半球に多く分布しており、過去に日本に多く生息していたニホンオオカミはハイイロオオカミの亜種と考えられています。

新橋駅のSL広場近くに「乙女と盲導犬」という銅像があり、盲導犬普及の為に東京虎ノ門ライオンズクラブによって設置をされました。現在の盲導犬はラブラドールが多いですが、当時はシェパードが主流であった為、銅像もシェパードになっています。

オーストラリアにおける代表的な肉食動物はディンゴとタスマニアデビルであり、タスマニアのみに生息するタスマニアデビルに比べて肉食動物としてディンゴが占める割合は多いです。

オオカミに近い血統とされているのは古代に起源をもつとされている中国犬グループ(チャウチャウなど)、日本犬グループ(柴犬や秋田犬など)、アラスカグループ(シベリアンハスキーやアラスカンマラミュートなど)が考えられています。

応神天皇は自身の飼い犬に「麻奈志漏」(まなしろ)という固有の名前を付け、ムジナやイノシシの猟で活躍する場面が描かれています。

当時、犬を室内で飼育するという習慣はありませんでしたが、狆は小型犬ということで例外的な存在で可愛がられていたと記録に残っています。

人間関係が閉鎖的な都市部において家族内外だけでなく、地域への意識を高めてくれる効果がペットにはあると考えられています。

現在国内では北海道、栃木県、東京都(二カ所)、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県にあります。現時点ではまだまだ視覚障碍者のニーズには追い付いていませんが、頭数自体は世界的にもヨーロッパ各国に匹敵するレベルにあります。

警察犬のイメージが強いシェパードに比べて、レトリバーのような温和な表情の方が街中でも子供に受け入れられやすいからと考えられました。

日本では1981年頃から育成が始まり、1996年に長野県の伊那保健所の推進とイギリス聴導犬協会の指導の下日本聴導犬協会が創立されました。

スピッツ犬に分類される犬種は柴犬や秋田犬といった日本の犬種が対象となっています。

指定警察犬種は上記以外に「シェパード、ドーベルマン、コリー、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー」が対象となっています。ただし、民間の嘱託警察犬は、この7犬種以外でも認められているため、過去にはプードルが警察犬として認められたことがあります。

火薬探知犬はテロ対策で爆発物などを発見するために尽力します。そのため、税関犬としてだけでなく警察犬としても活躍しています。